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青少対講座

2015年10月3日(土)、青少対講座「スマホ・SNSなどインターネットを一緒に考えよう」
〜犯罪やトラブルから子どもと自分を守るため〜 がありました。

KDDI株式会社 CSR・環境推進室 大久保輝夫さんより、講義を受けました。
大久保さんは、子どもを取り巻くネット社会の危険性と大人の役割について、日本全国で数多く講演をされています。

今の小中学生の多くは、携帯端末やパソコン、ゲーム機などからインターネットを簡単に使いこなします。
便利で楽しい一方で、広範囲につながることから危険やトラブルが増えています。
今回は、大人が何をすれば子どもたちを守ることができるかを、教えて頂きました。

●ユーチューブについて
とても良い動画がある一方で、処刑シーンなど残忍な映像が子供たちにも見ることができます。
これらは、心の歪みを生み、動物の虐待など衝動的な行動に走るケースが増えてきました。
また、解約したスマホでも、Wi-Fiで見ることができてしまうので注意が必要です。
対策は、セーフモード(制限付きモード)を利用することや、視聴制限アプリ「テベリ」などのペアレンタルコントロールを行うことが有効です。

※ペアレンタルコントロールとは…
 子供によるPCや携帯端末などの情報機器の利用を親が監視して制限する取り組みのこと。
 性的表現や暴力的表現など子供に悪影響を及ぼす可能性のあるサービスやコンテンツに制限をかけることができます。

●ネットトラブルについて 事例紹介
・チャットは、子供たちの書き込みに対して、大人が年齢を偽りコメントを書き、子供がだまされる。
・ワンクリックは、子供は表示された詐欺の情報に驚き、親に相談せず、電話をして住所や名前を伝えてしまった。
・アダルトサイトからの請求表示は、親に内緒で支払ってしまった (この手の請求は無視してください)。
この対策も、ペアレンタルコントロールを有効に使用してください。

●画像の流出について
学校内や施設内での動画や写真を許可を得ずに、ツイッターやフェイスブックに投稿すると、
プライバシーの侵害や営業妨害となり、損害賠償を請求されることがあります。
以前、バイト先での不適切な写真を投稿して問題になったこと等は有名です。
安易な行動は、就職時、採用する会社が調査し、就職できないケースが増えています。

●LINEのトラブルについて
LINEは、便利で楽しいツールですが、グループ・チャットによる集団いじめの動画が投稿されるとこが問題になっています。
対処は、LINEに投稿された画像はLINEに要請して削除はできません。
第三者を立てて、メンバー全員と話し合い、メンバーに削除させなくてはならなりません。
その他にも、既読や強制脱会、文字のコミュニケーション不足から生まれるトラブルが増えています。
提案として、学校などで生徒会が中心となり、ルール作りをしたらどうでしょうか、と云うことです。

今回のまとめとして、子どもたちをリスクから守るには…
★使い方を子どもたちに考えさせよう!
★家庭で最低限のルールづくりを!
★家庭内のコミュニケーションを!
★フィルタリングやペアレンタルコントロールを!

大久保さんの説明は、テンポが良く、事例が豊富、具体的でわかりやすかったです。

無防備な環境は、魔の手が狙っています。
トラブルになる前に、できることから実行しましょう。
次回は、もっと多くの保護者の皆さんにも参加して頂きたいです。

参加者:21名

ありがとうございました。

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